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通気性は麻布よりすぐれ、涼しい芭蕉布(ばせうふ)や高度な紡績加工技術を利用し、
絹のような光沢と清涼感あふれるソフトな手触りのパイナップルの繊維を利用した「鳳梨布」、
ハーブを利用した「植物染め」の製品を取り扱っております。

芭蕉布ばせうふ

  • 繊維形態の内腔が広いため、通気性は麻布よりすぐれ、涼しい。(麻布より10~15%比重が軽い。)
  • 優雅で張りのある感触と雑菌付着が少なく衛生的です。
  • 独特の光沢と麻布に比例して、耐熱性に優れている。(200℃、1時間で褐色脱化。)
  • 対薬品特性
  • 酸(濃硫酸で分解、硝酸で黄変)
  • アルカリ(4%苛性ソーダで変色、強力低下なし)

芭蕉布誕生の仕方

1.伐採

刈り取りをする

2.第一次醗酵

積み上げて散水。2~3日放置し、醗酵を促す。

3.砕茎

作業効率を上げるため、スカッチングローラーで砕茎、剥皮する。

4.第二次醗酵

醗酵槽に入れ醗酵を促進させ、繊束を一本一本の単繊維に分繊させる。

5.軟繊

ローラーで茎衣の肉を落としながら、繊維に柔軟性を与える。

6.ボイリング

ソーダ灰の入った湯を沸騰させ、その中で煮る事によって、茎衣の肉を完全に溶かす。

7.洗浄

繊維質だけが残るよう十分水洗いする。

8.浸油(オイリング)

80℃に加熱したオイルに浸す。

9.乾燥

つり下げて乾かす。

10.製綿

11.紡績

12.染色

13.製繊

14.加工・仕上

鳳梨布ほうりふ

鳳梨(ほうり)=パイナップルは、その葉から極細の繊維が採取されます。
フィリピンでは、16世紀より“Pina”(ピーニャ)と呼ばれるパイナップルの布が手作りで生産されており。独特の絹のような光沢と清涼感あふれるソフトな手触り故に“SILKGRASS”と呼ばれています。

カネボウはパイナップル繊維の最大の特徴である、マイクロ・ファイバーに注目し、困難とされていた紡績加工技術を確立しました。
鳳梨布は現代の最新技術と伝統素材が結びついた新しい繊維です。

鳳梨布の特徴

天然繊維では希有なマイクロ・ファイバー

パイナップル繊維の断面は、平均約0.3dの極細繊維の集合によって構成されています。この為に絹、綿、麻を凌ぐ独特のソフトな風合が得られます。

パイナップル:平均約0.3d

絹:平均約1.2d

綿:平均約1.8d

ラミー:平均約4.5d

麻を凌ぐ涼しい着心地

パイナップル繊維は、ラミー・リネンなどと同じ葉脈繊維に属し、麻の仲間に入りますが、その吸水発散性はリネンを凌ぎ、ラミーに匹敵します。

綿 リネン ラミー パイナップル
吸水性 29% 9% 24% 12%
発散性 78% 88% 100% 98%

 

和紙わし

マニラ麻表示、但しマニラ麻は指定外繊維。

  1. 目付:従来の綿、麻に比べて約1/2の軽さ。
  2. 風合:表面積が大きいので、吸湿性に優れ、清涼感のあるタッチ。
  3. 強度:綿糸と和紙テープの特殊撚糸のため、丈夫である。
  4. 発色性:綿、麻にみられない微妙なヘザー・カラー。(自然なかすれ調)

カラー&テキスタイル展開

  • 綿、麻同様、反応性染色並びにハーブ染めの展開
  • *テキスタイル展開は、織、編、セーター含めたトータル展開。特に綿交織、麻交織が中心、その他ほぐし織物、プリント基布等。
  • 横編は、多彩なファンシーヤーン化によるバリエーション。
    ex.)スラブ ツイスト、ラメ ツイスト、フラメ(ムラ染)ヤーン、絣染ヤーン

*テキスタイルとは染色加工終了後の織物の事です。

 

植物染めしょくぶつぞめ

カラー&テキスタイル展開

ハーブ染めカラーパレット
原料 色相
アカネ シェルピンク、サーモンピンク、ラッカーレッド
パセリ ミストグリーン、セラドン(青磁色)、スレートグリーン
タマネギ ピーチ、ゴールデンコーン、ブレンド、アッシュグレー
人参 ベージュホワイト、ストロー、タバコブラウン
クチナシ アイボリー、プリムローズ(黄水仙)、ゴールデンオレンジ
クサギ・藍 フロスティブルー、スモークブルー、ローヤルブルー
紅花 ローズピンク、オールドローズ、ダルルージュ
黄はだ カナリーイエロー、ダンディライアン(たんぽぽ)
  • 天然繊維(綿、麻、ウール、シルク)中心。
    布帛、ジャージー、横編セーター。<先染、後染、プリント>。
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